浜松市楽器博物館内のミュージアムショップ 株式会社アンダンテ


 商品検索キーワードを検索 →  

アンダンテトップ > 楽器博物館刊行物(図録・CD・DVD) > 博物館CD、DVD > コレクションシリーズ30 ラ・カンパネラ〜エラールピアノ、音の世界〜

コレクションシリーズ30 ラ・カンパネラ〜エラールピアノ、音の世界〜

1種類の商品で5つ以上ご注文頂く場合、在庫が不足している場合がございます。
お急ぎで5つ以上でのご注文時には、一度在庫確認をお願いいたします。

商品記号 4530835109099

商品価格 2,500円

カートに入れる:

演奏:小倉貴久子(フォルテピアノ)

バロック時代のチェンバロ全盛期を経て、18世紀末には、作曲家や愛好家たちは、フォル テピアノという新しい時代の到来を予感させる楽器に関心が移っていきます。そして、19世 紀は文化・芸術の中心にピアノ音楽が君臨する時代となるのです。
 19世紀末になると、古楽の復興と共にモダン・チェンバロが製作され始めます。20世紀に なると、ピアノという楽器は大きく変化していき、現代のピアノは、17世紀から基本的に姿を 変えていない弦楽器や管楽器(フルートをのぞく)から大きく離れ、巨大なオールマイティー な楽器へと姿を変えました。そして、作曲家とピアニストの分業時代に入ります。19世紀まで は、作曲家は、兼ピアニストだったのです。ドビュッシーやラヴェルがパリ音楽院のピアノ科に 馴染めず、作曲科に転科するエピソードはそれを象徴的に物語っているようです。
 このアルバムで演奏しているエラールのピアノは、エラールが1777年に工房を設立してか ら創業100年を迎えた頃の楽器です。エラール社は、楽器製作者たちがチェンバロを製作 していた時代から、ピアノの興隆期〜全盛期を共に歩み、19世紀末にはモダン・チェンバロ をも製作しています。数々の発明をして、ピアノという楽器を近代的な楽器へ導き、リストを 始め、ヴィルトゥオーゾ・ピアニストたちを支援し、時代の先頭を歩いたエラール社でしたが、 19世紀末のスタインウェイ社やチッカリング社のピアノの工業製品化に反対して、20世紀に は姿を消していきます。この1874年のエラールのピアノには、そんな職人的な音色へのこだ わりが感じられます。現代的なピアノに人々の関心が移ってきた時代、「管弦楽の音の魔術 師《と呼ばれたラヴェルが、最も高く評価していたピアノ。それが、平行弦のエラールのピアノ であったということは意義深いことだと感じます。19世紀のピアノには、それぞれのお国柄に よる価値観を背景にした強い個性が残されているのです。
 収録した作品は、19世紀フランスで活躍した作曲家たちによる、1830年から1917年まで のものです。当時のフランスの音楽界の雰囲気を感じていただけたらと願っています。 (小倉貴久子ライナーノーツより)
読売新聞 推薦盤、レコード芸術 準特選盤、ぶらあぼ 推薦盤

<演奏曲目>
1 《愛の夢》ノットゥルノ第3番 S.541 1850
  (フランツ・リスト)
2 《ラ・カンパネラ》パガニーニ大練習曲集より
  S.141 1851改訂(フランツ・リスト)
3 《レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ》(ノクターン)
  嬰ハ短調 遺作 1830(フレデリク・フランソワ・ショパン)
4 ポロネーズ《英雄》変イ長調 作品53 1842
  (フレデリク・フランソワ・ショパン)
5 《ジムノペディ》第1番 1888(エリック・サティ)
6 《ジュ・トゥ・ヴー》(おまえが欲しい) 1900
  (エリック・サティ)
7 《喜びの島》 1904(クロード・ドビュッシー)
8 《亡き王女のためのパヴァーヌ》 1899
  (モーリス・ラヴェル)
-組曲《クープランの墓》1914〜1917(モーリス・ラヴェル)-
9 前奏曲
10 フーガ
11 フォルラーヌ
12 リゴードン
13 メヌエット
14 トッカータ

友達に知らせる



楽器博物館内ミュージアム「アンダンテ」お買い物インフォメーション